子育てをしている上で、お子さんを乗せて自転車を使えるようになるととても便利ですよね。
でも我が子がだんだん大きくなってくると自転車にも乗せにくくなってきて、ペダルもだいぶ重くなってきます。
あれ?自転車って基本1人乗りだけど、子ども乗せていいのって何歳まで乗せていいんだっけ。
当たり前のように幼稚園の時は乗せてたけど小学生になったらどうなるんだろう。
こんな疑問を持った方もいるのではないでしょうか。
もちろん何歳まででも乗ってていいわけではありません。自転車のルールを今一度確認しましょう!
子どもを自転車に乗せて運転するときのルール
自転車にも道路交通法が適用されています。
警視庁H Pより、ルールを確認していきましょう!
16歳以上の運転者は、幼児用座席を設けた自転車に小学校就学の始期に達するまでの者を1人に限り乗車させることができます。
運転者はさらに幼児1人を子守バンド等で背負って運転できます。
警視庁HP
子どもを乗せることが可能な運転者の年齢
歳の離れた兄弟がいても、まだ16歳を迎えていないため、中学生の場合は弟・妹を乗せて運転することはできません。大きいお兄さんお姉さんだから大丈夫と思っても決められらルールは守りましょう!
小学生は幼児用座席には乗せて運転してはいけない
幼稚園・保育園の送り迎えで自転車に乗せている方も多いと思います。その流れで小学生になっても習い事の送り迎えで乗せていませんか?
小学校への就学が始まったら幼児用座席に座らせて運転してはいけないのです。
座席にも「幼児用」と名前が付いているだけあって小学生は乗せることができません。
また、幼児用座席には安全基準の体重が定められています。(一般財団法人製品安全協会のSG基準)
前座席タイプ「15キロ以下」
後ろ座席タイプ「22キロ以下」 と定められています。
※以前までのルールでは6歳までと定められていましたが、改定されました。
小さな赤ちゃんは抱っこではなくおんぶ。
では、まだ1人でお座りできない赤ちゃんと自転車に乗る場合のルールはいかがでしょうか。
意外と抱っこ紐を使って前に抱っこをして自転車を運転してしまっている人も見かけますが、道路交通法で定められています。また、足元も見えず運転もしにくく危険です。抱っこをする方が簡単なのはわかりますが、ルール通りに自転車に乗り、ご自身とお子さんの身の安全を守りましょう!
前後に子どもを乗せている場合はおんぶも禁止
幼児用座席を前後に装着して二人のお子さんを乗せることは可能です。しかし、その状態でさらに抱っこ紐などを使用しておんぶしてもう一人載せることは禁止されています。
歳の近い幼いお子さんが3人以上いる家庭では実際、困ってしまうかもしれません。しかし、不便よりも命を守るためにも定められたルールです。
自転車における罰則は?
自転車で違反をしてしまう時に支払う罰則はどのようなものがあるのでしょうか。
罰金を取られる罰則から、状況が悪質だと懲役を課せられる場合もあります。
また、違反の内容によっては自転車運転者の講習を受ける必要が出てきたり、自転車で死傷者を出してしまうような交通事故を起こしてしまうと刑事上の責任を問われる可能性もあります。
自転車は車のように免許証を必要とするものではありませんが、ルールを知らなかったでは済まされません。正しい知識を持って楽しく便利に自転車を活用していきたいですね!
ルールを守ることが、怪我や大きな事故から守るための第一歩ですよね。
子どもと楽しい自転車ライフを送るためにもルールを守っていきたいです。
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